なぜ情報発信が大事か

経済学で情報の非対称性という理論があるのをご存知でしょうか。

この理論で経済学者のジョセフ・スティグリッツが2001年にノーベル経済学賞を受賞しています。

売り手と買い手が持つ情報が全く同じならば、情報は対称です。

しかし、売り手と買い手が持つ情報の量が違う場合には情報が非対称です。

そして売り手が情報を隠している場合、買い手は商品を信用しなくなります。

スティグリッツは中古車を例にあげて、どの中古車が不良品かわからなくなり中古車市場が信用されなくなったため、全ての中古車の価格が不良品同等に下がったと述べています。

だからこそ売り手は商品を信用してもらうために情報をオープンにする必要があります。

また良い商品があっても情報がなければ買い手は知ることができません。

いくら良い商品でも買い手に知られなければ売れません。

商品でなくても社会では情報を得ている人と持っていない人の情報格差があります。

ある情報を知らない人にはその物事は存在しないのと同じにも思えます。

存在しないからないのではなく、情報がないからないのです。

情報の非対称性をなくすためにはあらゆる人が情報を得ることが大事です。

だからこそ情報格差を減らし、すべての人に有益な情報が行き渡るために絶え間ない情報発信が大事です。

青木孝文 Aoki Takafumi

1978年生まれ。 埼玉県立春日部高等学校卒。 千葉大学工学部建築学科卒。 千葉大学大学院社会科学研究科経済学専攻修了。 学士(工学)、修士(経済学)。 塾講師の後、宮城県本吉郡南三陸町で南三陸病院と総合ケアセンター南三陸の新築工事現場の現場監督をしました。

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