教職員の部活動の負担を軽減するべき

教職員は給与の4%を基準として調整手当を与えられていますが、そのかわり部活動の残業代は払われていません。

部活動は教職員の自由な意思による活動とされているからです。 

富山県の教職員が月の残業120時間以上で過労死認定されました。

埼玉県は部活動を平日に2時間、土日に3時間、また週2日活動をしない中学校を100%にするという方針を出しました。

しかし、土日に活動をしなくても平日に2時間活動すれば、月に44時間になります。

調整手当が4%だとして給与が30万円としても1万2千円です。

時給にすると約270円になります。

あまりに先生方の善意に甘えて酷使していませんか。

部活動の負担を軽減するために体育大学や体育学部出身の専任コーチを雇う予算を埼玉県やさいたま市は設けて抜本的な改革を行うべきです。

科学的なトレーニング方法を身につけたコーチに指導されることは子供達のためにもなります。

埼玉県の公立中学校415校に部活動10部ずつに専任コーチ1人ずつを時給2千円で2時間雇ったならば、年間約40億円の予算で実現できます。

埼玉県の370万人の勤労者一人当たり年間約1000円の負担です。

月あたりの負担は約225円で実現可能です。

青木孝文 Aoki Takafumi

1978年生まれ。 1991年 さいたま市立城南小学校卒業。 1994年 さいたま市立柏陽中学校卒業。 1997年 埼玉県立春日部高等学校卒業。 2001年 千葉大学工学部建築学科卒業。 2008年 千葉大学大学院社会科学研究科経済学専攻修了。 学士(工学)、修士(経済学)。 塾講師の後、宮城県本吉郡南三陸町で南三陸病院と総合ケアセンター南三陸の新築工事現場の現場監督をしました。

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